カゴ車使用時に気を付ける3つのポイント

物流倉庫でおなじみのカゴ車。
カゴ車は周囲が柵で囲まれた台車で、ある程度の荷物を積んでも崩れにく、安定して運びやすい作りになっています。
しかし、カゴ車は便利な機器である反面、実は多くの事故の原因となっている危険な機器でもあります。
事故の多くは、正しい使い方を知らずに起こしてしまった事例がほとんどです。
そこで、カゴ車を使う上で気を付ける3つのポイントを紹介します!

①カゴ車の基本操作
カゴ車の基本操作は、
〇両手で均等に力を入れて動かす
〇手の位置は肩から腰の位置を基本にする
〇動き始めや停止するときは腕力だけでなく膝をしっかり曲げて脚力も使う
〇見通しの悪い場所では一時停止してから周りを確認する
〇動かさないときはキャスターのストッパーでロックする
です。
上記の基本操作を遵守し「足で蹴って動かす」「走ったり大きな歩幅で動かす」「複数台を連結させて動かす」「荷台に乗る」などの動作はしないようにしましょう。

②段差や傾斜のある通路での取り扱い
段差や傾斜は特に事故が起きやすい注意すべきポイントです。こうした通路では慎重な移動を心掛け、必ず身体がカゴ車の下側に来ない位置取りで運ぶようにしましょう。
また、カゴ車がバランスを崩して倒れそうになっても無理に支えようとはせず、すぐに逃げるようにしてください。

③荷物の積載
カゴ台車を安全に動かすには、荷物の積み方も重要です。
・最大積載量を超えないようにする
・はみだすしたり側面のパネルを圧迫させるような積み方をしない
・積み込んだらしっかりサイドバーを閉める
他にもカゴ車に限らず基本的な積み方ですが重い荷物を下に置くなども守りましょう。

 

いかがでしたでしょうか。
カゴ車は一度に多くの荷物を運搬できるとても便利な道具です。しかし誤った使い方をすると、重大な事故につながる危険性もあります。
しっかり安全に取り扱うようにしましょう!

 

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◆ この記事を書いた人:日伸セフティ 町田支店/太田

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